Why did you join BBS?

生産設備をつくる仕事がしたかった。BBSを選んだのは、やっぱり知名度。クルマ好きの父が「BBSのホイールは垂涎の的」と言っているのを聞いていましたから。けれど、まさかその会社が富山県にあったとは……(笑)

PERSON 01

どんな仕事をしていますか?

制御技術で「止まらない工場」をつくる

生産設備をつくる、立ち上げる、そんな仕事をしたいとBBSに入社しました。希望通り設備部門に配属され、工程の合理化や生産技術開発の仕事をしています。大学で学んできたのは機械工学でしたが、今やっているのは制御技術による工程改善。気が付けば制御屋さんになっていました(笑)。 制御の技術は入社後、先輩たちに教えてもらいました。目下のテーマは「止まらないラインの構築」。設備間の情報のやり取りが重複することでラインが停止や遅延する。その原因を調査し、改善方法を考え、プログラミングを変えたり、センサーなど検出制御機器を導入したりして、スムーズかつよりスピーディーに稼働するよう改善していくのです。

PERSON 01

自慢できる成果はありますか?

故障を予知できるシステムを開発

いくつかあります。一つは機械加工工程のスピードアップ。それまではワーク(加工対象物)のセットを確認するセンサーが加工台に設置。ワークと一緒に加工室に搬入されていたのですが、切削加工時の冷却液の影響でよく故障していた。それをセンサーを室内に持ち込まない方法に変更することで故障回数の削減を実現しました。別の例では、搬送コンベアのモーターの電流値傾向をモニタリングできるシステムを考案。モーターの劣化・故障を予知できるようにしました。これによって不意の故障をなくし、工程が安定的に稼働できるようになりました。この改善は我ながら「よくやった!」と自慢できる成果となっています。

1週間の仕事の時間配分

オフの1日

愛車でふらっと小旅行に行くのが趣味です。写真は福井の越前海岸での1枚。今のところホイールはメーカーの純正品。いずれBBS製に履き替えるつもりです、もちろんです(笑)。

PERSON 01

今後どんな課題に取り組んでいきたいですか?

職人の熟練技術を
デジタル技術で再現したい

今は既存の生産ラインの改善を行っていますが、いずれは新しい設備の導入や新ラインの構築に携わりたいと思います。そのためには工程のことや作業者の動きなど、学ばなければならないことが多いですね。私たちのミッションは、作業者の方々のお役に立つこと。例えば最終仕上げの工程は職人技の世界なのですが、これを視認装置や画像処理技術、AIを使ってもっと楽に、スムーズにできるよう貢献したい。職人技とデジタル技術のコラボで、より高いブランド品質の実現を目指したいですね。

MESSAGE

若手のチカラで
理想の工場を一緒につくろう!

設備のメンバーは20人くらい。20代から30代前半の若手が主体。みんな仲良く和気あいあいの雰囲気の中で、様々な課題にチャレンジしています。BBSの製品は、日々進化しています。世界No.1ブランドを支える工場を、若手のチカラで一緒につくっていきましょう!